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おぼしきこと言はぬは、げにぞ腹ふくるる心地しける。かかればこそ、昔の人はもの言はまほしくなれば、穴を掘りては言ひ入れ侍りけめと、おぼえ侍り。(雲林院の菩提講 大鏡 序)
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 娘17:30-19:00 私21:00-22:30 娘のフェンシングの時間帯は、練習場のあるYMCAの駐車場が送り迎えでめちゃこみする。だから、娘をおろしてバイバイ、という日が続いていた。今日は、ちょっと早めに迎えにいき、久しぶりに娘の練習試合をちょっとだけ観戦した。 ガーン、全然上達していない。娘に調子はどうと聞くと、いいよというし、嬉々として続けているから調子いいのかと思っていたのだが、フォームはめちゃくちゃだし、ルールもわかっていないようだ。なんだこれは!前より悪いじゃないか、と愕然とする。どうりで最近Chuckが、ハナはすごいよとか言わないわけだ。でもな、折角楽しんでやってるのにな、下手だ何ていうのかわいそうだな。腹ふくるる心地だ。 家に帰り、思い切って、娘に聞く。上手くなってると思う?答えは、ノー。じゃあ、どうすればいいと思うの?と聞くと、わからないと答える。嫌いじゃないからいいのかもしれないが、今のままだと段々型が崩れてより悪い方向にいってしまうだろう。なにがわるいのだろうか?それだけいわれるだけでも、相当むっとして、傷ついている。でも、下手なものは下手だといってやらなければならない。 問題は、自分で悪いのか悪くないのかが判断できていないことだ。唯一わかるのが試合に勝ったか負けたかだけで、それで嬉しい悔しいといっているが、どうして弱いのかを分析する力がまだないのである、グループレッスンだから、Chuckも一人ひとりのこどもを見てやれるわけではない。それこそ、才能があって、すくすくと筋よく伸びる子を救い上げて延ばす感じなのである。 嫌ならやめてもいいんだよ、というと、怒って、泣き出した。大好きだっていってるのに、どうしてそんなこというのと。しょうがない、何が悪いのかを考えて、分析してみるしかないだろう。娘に、物事はなんでもそうだけど、上手くなるのにはいくつかの条件が必要だと教える。 1 向上心 上手くなりたいという気持ち 2 分析力 自分の現状と、問題点を認識し、解決策を考えるアタマ 3 持続力 気持ちと解決策をずっとこつこつ続ける力 みんなが揃えば、大概のことは、もともとそんなに才能がなくてもかなり上手くいく。でも、上手くなりたいとただ思うだけでは決してうまくならないよ、と諭してやる。自分も持続力がないタイプだから、人に言えた義理じゃないんだけどな。でも、2があるだけで、随分上達はするものである。 ものを言はま欲しいと思うなら、ものを言った責任を取らなければならない。私のレッスンの合間に、ずっと娘の構えとフットワークをみてやった。やはり、基礎がゆがんでしまっている。英語がわからないときについてしまった癖なのかもしれない。Chuckに聞いたら、うまくやってるよ、との見解だった。取り越し苦労なのかもしれないが、何事も棚おろしをして、新規一転して臨むというのは大切だと思った。 一緒にダンス用の大きな鏡をみながら、膝の方向や、ブレードの方向、腕の角度など、違いを、自分で比べてわかるようにしてごらんとテホドキ。驚いたことに、鏡があっても、全然、自分をみていないのである。自分を客観視するのは、鏡があっただけではダメなのだ。見方が大切なのだと、思い知らされたのだった。今度は試合をビデオに撮ってやることにした。
by tigress-yuko
| 2006-02-09 23:55
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