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Tuesday, November 29, 2005
フェンシング、不調続きである。とても冷たい雨が降りしきる中、歯を食いしばってレッスンに行く。 今日はティーン男子、Romeenと対戦。15ポイント*3 1ゲームも取れず。 マルコスの生徒は、皆コンペティション上位入賞を狙うティーンのフェンサーたち。 今日来ていた14歳のインド人の女の子は、18歳以下のクラスで全米5位。もうひとりの中国人の女の子は8位。さすがに巧い。フットワークがダイナミックで、タターンと攻撃。身体も実に柔らかである。 合間合間に、ティーンズの付き添いできている親御さんたちとお話をするのが恒例になっている。そう、親達に年が断然近いのだ。ナショナルチャンピオンクラスの試合のヒートアップの仕方は尋常ではないらしい。悪態はつく、試合の前に威嚇する、のが当たり前で、コーチまで一緒になってやっているそうだ。この前の試合前、インド人の女の子は、自分より4歳年上18歳の対戦相手に、「あんたみたいなくそがきとやるために、わざわざ試合にきたってわけ、じょーだんじゃないよ。」って言われたそうだ。 今日、試合をしてみてわかったのは、攻撃した後、すぐ、ブレード、ポジションともにリトリートしてしまうこと。ちょんとついてすぐ戻るという形だ。だから、相手に攻撃をしかけている回数がそもそも少ない。マルコスのやってくれているレッスンは、アームエクスパンションのポジションから、いかにさまざまなブレイドワークのコンビネーションを行うもの。それなのに、レッスンの成果が、試合に生かせていない。 エペで大切なのは、剣先、チップで、そのチップを最短距離で前に前に持っていくことを考えないといけない。というのが、今のレッスンの要諦である。弾丸は、後ろに戻らない。前に前に飛んでいかなければならない。剣先を伸ばした先のわずかの距離の中の詰め将棋だからこそ、指先のポイントコントロールが重要な訳だ。 例えば、ヴァリエーションの一つで、リスト→アーム→チェストとヒットするムーブメントで、チェストのときに、ランジするとき、絶対、腕が先、絶対足が一緒にでてきてはいけない。足からでるということは、相手に対して、ターゲットであるボディーを無防備に近づけていっているということ。ボディーは相手から離しつつ、腕の長さを最大に伸ばしきった上で、さらに、チップを前に持っていかなければならない。その微妙なディスタンスの調整を実は脚でやっているわけ。 だから、「ランジは誰でもできるけど、いいアドバンスが出来る人はあまりいない」のだそうだ。 理屈はわかるんですけれど・・・・・。 とにかく、身体が硬い。太股の付け根とかビンビンで、レッスン中にようやく身体がほぐれ、ようやくウオームアップしてきたかなっていうところでおしまい。ちょっと巻き返しを図らなくてはということで、木曜日にもレッスンを入れてもらうことにした。 こんなにもモノを書く作業と、身体を動かす作業の相性が悪いとは。身体的には、ずっと座っていると腰と脚が持たないから、フェンシングは最高のエクササイズになっている。でも、精神が難しい。今みたいに論文を書いているときにはずっと頭をそれで動かしておきたい。でもフェンシングはかなり集中していて、違った脳の使い方をするので思考が中断する。フェンシングの方からみても、ずっとモノを書いていた頭は、全然アグレッシブじゃない。後ろの方に頭がついている感じ。相手と自分の剣先にぴりりと意識が集中しているのとは全く違うのである。何とか、ハーモナイズさせる方法を見つけたいと思う。 ////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Gladiator は、論客っていう意味でもあるのでね。ペンの力という奴ですね。
by tigress-yuko
| 2005-11-29 00:00
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