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夕方Afterschool に娘を迎えに言ったら、にこにこしている。Afterschoolに嫌いな子供がいるらしく、暗い顔をしていることも多くて、そのたびに、良心の呵責で胸がちくちく。だから、にこにこしていると、ほっとして嬉しい。おかーさん、今日、凄いことがあったんだよ、という。ほう、どうしたの?と大げさに聞いてやると、得意になって話し出す。
サイエンスのプロジェクト発表で、娘のkelp bedチームが独走して、ステップ4まで一挙にいったのだとか。プロジェクトマネジメントがなされていて、チームプロジェクトのステップが、企画から、発表まで8段階にわかれているらしい。他のチームはまだ1なのに、私たちのチームだけは毎日どんどん進んで今日遂に4までいっちゃった、と嬉しそうである。 kelp bedチームは娘とジャークという男の子の二人だけ。二人だけだから、どんどん、ああしようこうしようと物事が前に進んでいくのだそうだ。コーラルリーフは8人もいるから話が全然まとまらないし、アベス(深海)は、韓国から来たばかりのヒュンミョンにハンディがあるので、皆説明してあげたりしなければならないので大変なの。よく、皆のお荷物にならないでできるようになったね、とちょっとほろりとしながらいうと、アタシがいるからどんどん前に進むんだよーと不満そうに口を尖らす。パートナーの息がぴったりだから、楽しくてしょうがないのだそうだ。でもさ、今は8人いるチームの合意形成に時間かかるけど、一旦決まったら、みんなでできるからやりだすと早いわよ、というと、わかってるよー、だから、やらなきゃならないことを決めて、どんどん2人で先にやっとこうってがんばってるのよー。とのこと。ご立派。 何でも、アメリカでは、チーム精神がないのが国の弱さであるという認識がなされてから、チームワークに特に力を入れるようになり、小学生のときから、チームプロジェクトが取り入れられるようになったのだとか。チームとか、パートナーとかいう言葉がぽんぽんとびだす。まるでビジネススクールの学生みたいで可笑しい。 アタシ、ボーイフレンドが3人もいるのよね、と得意がる。ネックと、ジャークと、ジョー。ネックは、最近娘が気になっている秀才くんである。お父さんがお医者さんらしく、娘が医者になりたいというのを聞いて、いろいろ教えてくれるらしい。クラスで一番成績がよく、とても尊敬している。チェスが上手いところも気になるらしい。あたし達って、(赤毛の)アンとギルバードみたいなのよね、ネックは髪をひっぱったりしないけどね、などという。 ジャークは、気があって何でもお話できる相手なのだそうだ。ネックほどぶっちぎりの秀才ではないけれど、頭もよく、機転がきいてクリエイティブで面白いのだとか。ジャークをいじめるティアラというクラスで一番背の高い強い黒人の女の子がいて、ジャークがいじめられたときに、ティアラに言い返してかばってあげたのだそうだ。それ以来の、仲良し。どこでも女の子が強いのである。それで、ジョーは、そんなにアタマはよくないけど、とても心がきれいで人に優しくしてあげる、いい人なのー、だということだ。最近、友達の評価の仕方に深みがでてきた。しかもポジティブである。いろいろな人のいいところをみつけてくる。いいことである。 「ふーん、より取りみどりだねー。いいねー。」といいながら、ああ、日本に帰ったらやってけるのかななんてちょっと心配になる。「あなたって、女の子よりも、男の子の友達の方がずっと多いんじゃないの?暴れん坊でガサツだからじゃない?」って言ったら、 「えー、だって、お母さんだってそうじゃん。」と言われてしまった。アタマいたい奴。
by tigress-yuko
| 2006-01-18 05:43
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