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今日は、坦々とした一日だった。私はBICの補足部分の原稿書き、娘はアフタスクール。ぎりぎりの6時では可愛そうなので5時半に迎えにいく。5時をすぎると、アジア系の子供ばかりだ。子供を預けておくのは可愛そうというのがこちらの通念としてしっかりあるようで、両親して働くのが普通のアジア人のインテリ中流家庭との差が目立つ。これは欧米とアジアとの間の過程的な現象なのか、文化的な根本的差異なのか。
おかあさーん、と飛びついてきて、1月28日に、学校のテレビ放送で、ヴァイオリン独奏をすることになったという。よく聞けば自分で立候補したらしい。よくやるよー。まだ人前で演奏できる仕上がりじゃないでしょー。何とかして曲を持っていかなければならない。何だか、娘に振り回される人生が待っていそうな気がしてきた。最近やりたいことが炸裂していて、昨日あたらしくチェスを始めたのも嬉しくてしょうがないらしく、クラスでチェスをやっている男の子たちのゲームを見て虎視眈々とゲームデビューを狙っているらしい。 フェンシングやヴァイオリンのお稽古がないと一日の長さをありがたく感じる。それでも、娘にとっては一杯一杯の一日である。今週、レポートの課題が連日あるので、かなり時間をかけないと宿題が終わらない。journalもかかなければならないし、日本語学校の漢字の練習や宿題もある。After schoolであらかたできるところまで宿題をすませてくるのだが、私に相談しなければならないレポートものは、家に帰ってきてからになる。今日、帰りに買い物に行きたかったが、家にあるもので食事を作って、はやく宿題させて、終わらないよーといわれてしまった。2人で買い物に行っていると、2人分の時間が勿体ないじゃない?というところまできてしまった。 プリンストンの季節感の中では、今が勉強の稼ぎ時である。6月半ばに学校が終了するが、5月ぐらいから夏休みモードで、大学は5月で授業がお仕舞である。11月末から12月は社会的イベントシーズンだ。じっくり勉強するのは、9月半ば、10月、11月半ば、1、2、3月のイースター前まで、4月は一年の仕上げ的な位置づけで、プロジェクトの発表とか、レポートの完成するとか、コンサートとか、学年のしめくくり的なイベントが配置されている。日本でも学年度末の2,3月は慌ただしいのが学年歴だが、こちらではそれが4・5月に当たっているという感じである。 夏 3ヶ月 秋の学業 3ヶ月弱 読書に力点 ホリデーシーズン 1ヶ月強 冬の学業 3ヶ月弱 レポートに力点 春 term end 2ヶ月 プレゼン・発表に力点 秋のBack to school 2週間 こういう季節のリズムを捉えながら、その時期その時期、メリハリを作って送っていかないと、慌ただしく春の学年末、夏休みに突入してしまう。日本と違って、学年末夏休みが一続きになるので、気をつけていないと、半年ぐらいまともに学校でじっくり机に向かっているときがないという感じである。一体、いつ勉強をするのだ?というのが、今なのである。冬が長く、イースターまで春めかない気候。1月はお正月気分もないからひたすらハレの後のケのシーズン、こつこつ勉強するようだ。宿題も、レポートでとにかく沢山書くものが多い。畑を耕し、種をまき、育て、収穫する1年のサイクルのような、こちらの学年歴の組み立て方はなかなかいいなあと思う。 花は、春に一気に開花するように見えるけれども、今着々とつぼみの核が育っている時期である。人間もね、どこかで腰を据えてこつこつやらないとね。母娘で、それぞれ、机に向かう静かな夜である。
by tigress-yuko
| 2006-01-11 10:37
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